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8月27日

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残念ながら、菅首相が辞任に追い込まれ、くだらない椅子取りゲームが始まりました。

“数がすべて”というのは、民主主義の致命的な欠点かもしれません。どこの組織でも、実際に物事を動かしているのは、

全構成員の2割ほどの人材でしょう。あとは、流れに身を任すだけの風見鶏で多くの組織は出来上がっているのが現実ではないでしょうか。

多数決の欠点は、その風見鶏の数で物事の行方が左右されてしまうことで、小沢政治≒田中角栄の政治手法は、

この民主主義の欠点を衝いているのでしょう。「数は力」という、この民主主義政治の問題点を抑えている小沢氏詣でが再開している、

この状況は最悪ではないですか。

その小沢氏は常々「担ぐ神輿は軽いほうがいい」と公言しており、今回その“軽い神輿”と指名されたのが海江田氏ということになりますか。

数を抑えているから、小沢氏の傀儡がリーダーの椅子にとりあえず座るなんてシナリオは最悪です。

といって、よくわからないタイミングで外務大臣を勝手に辞めた前原氏も私は支持したくありません。ここに至って、支持できる政党なし、の人間が

一人増えてしまいました。菅さんを叩いて喜んでいた人々は、少なくとも今後の政局の行方を責任もって注視していただきたいものです。